実家に帰ってやっぱり田舎に住むのは無理ゲーと思った8の理由❶

住居

どうも。

年末年始で3Kg体重が増加した管理人です。

 

今年の年末年始の管理人は7日程度実家に帰省していました。

 

「いや〜、実家は気楽でいいな〜!」と思っていたのは過去の話、近年は「やっぱり田舎で暮らすのは厳しいな〜」と実感しています。

 

過去に都会暮らしと田舎暮らしの記事を書きました。↓

田舎と都会 どっちも経験したので語ってみる

 

上記記事の発展版として記事にしていきます。

田舎の厳しさベスト10

この記事での田舎とは、人口3万〜4万人程度の市町村(管理人の実家所在地ベース)のことを言っています。

 

①医療体制が既に崩壊

 

田舎が終わっていると感じた要因の一つとして、これが一番大きいです。

 

今年は父親のガンが発覚して、診察や入院の日々が続いたからです。

 

ガンが発見された経緯ですが、

①皮膚に目立つシミが現れる

②個人の診療所へ行く→当院では無理

③県立の病院へ行く→もっと大きな病院じゃないと無理

④県で唯一の医大へ行く(家からの距離150㎞ぐらい)→即入院・即手術

 

②の個人診療所から③県立病院まではいいものの、④まで行くと、やっぱり大病になると大きな病院がある都市が便利だな〜と実感しました。

 

そもそもその県立病院では、皮膚科や眼科に常駐の医者がいないのです(県で唯一の医大から派遣されている)。

 

ガンなどちょっと大きい病気だとわかると、すぐに医大に回されるのです。その医大が近くならいいのですが・・・。その距離150㎞。車で片道2時間30分程度。

 

遠い・・・遠すぎる・・・。

 

そこで入院となるのですが、入院手続きや付き添い、着替えなどを持って行く手間も半端ないです。

 

たまたま病院に洗濯機や乾燥機があり、かつ、父親が手術前・手術後も動ける体力があったため、毎週荷物を持って行ったり、荷物を宅急便で送ることがなかっただけです。

 

また、今回は車ではなくバスでお見舞い等行いましたが、1人往復5,000円程度かかり、なかなかのお金の負担になりました。

 

1ヵ月程度の入院で済みましたが、これ以上長引くと家族も精神的・金銭的にもきつい状況になるところでした。

 

余談

父親は手術後歩行訓練をしていていましたが、1ヵ月間まったく外に出ることなく過ごしていました。

その状態で退院の日を迎えます。最寄駅のエスカレーターに乗ったとき、エスカレーターの地面が動いている間隔が掴めなかったのか、後ろに転倒しそうになりました。

辛うじて後ろに人がいて支えてくれたお陰で、事なきを得ました。

退院後は見た目普通に見えても、空間認知能力などが衰えているので細心の注意が必要です。

危うく退院日にまた入院することになりそうだったので、この記事を読んでいただいてくれている皆さまもご注意願います。

 

 

②都会の家賃+交通費≒田舎の家賃+交通費

過去記事↓

車の維持費って高くね?シェアの方がお得?

 

「都会って家賃高いよね!」という事実は皆さんご存知のことと思いますが、通勤・通学等の交通費込みで計算すると、事情は違ってきます。

 

リンク先の記事にも書いたように、車の維持費は最低でも月額50,000万程度かかります(新車費用を月々にならした場合)。

 

田舎のワンルーム家賃+車の維持費

40,000万(家賃)+50,000円(車維持費)=90,000円

 

都会のワンルーム家賃+電車

70,000円(家賃)+10,000円(池袋⇄大手町 1ヵ月だいたいの定期代)=80,000円

 

参考記事 ↓

東京のワンルームマンションの家賃平均は約7万円 一方、全国の一人暮らしの家賃は4~5万円台が最多(2017.5.20)

引用元:livedoorNEWS

 

なんと都会(東京)に住んでいる方がお得!しかも給料(時給)は東京がもっとも高いので、それなりの社会保険料と住民税(この2つ以外は大したことない金額)を差し引かれますが、手元に残る金額は都会に住んだ方が多く残ります(贅沢をしなければですが)。

 

田舎は車必須の社会です。

 

車の購入費用等を考えた場合、東京23区のワンルームマンションの家賃(+交通費)と、家賃+移動の費用がそれほど変わらないです。

 

※しかも会社勤めをすると、ほとんどの会社では家賃補助+交通費が出ます。車の購入費用を負担してくれる会社なんて、自動車関係の会社くらいのものでしょう。

現代では、車の所有は趣味と捉える傾向が出てきています。

 

③古くからある人間関係の輪に入るのは難しい

 

深い人間関係が既に出来上がっているのが田舎です。

 

保育園(幼稚園)→小学校→中学校→高校の仮定で、一種の村があります。

 

その中によそ者が入るのは結構大変です。特にコミュ障気味の人は・・・

 

しかも、だいたい地域によりお祭りがあって強制参加させられたり・・・

 

若い人の総人口は少ないので、すぐに何かの担当にさせられます。

 

広報を配る係、ごみ収集所の整理係、地域の高齢者見守り係etc(見方によってはコミュニケーションを図るばを強制的に作っていただけるありがたい場ということもできますが・・・

 

また30過ぎて独身でいると、周りからいろいろ小言を言われます。特に女性はキツイと思います。

 

結婚して家族がいるのなら別ですが、一人で田舎に行っても積極的に地域のルールに従おうと行動し、人間関係を作ろうとしなければ、都会の孤独状態よりさらに深刻な孤独状態になります。

 

これは学生時代は田舎で、しばらく都会で働いて、いい歳こいて実家に帰ってきた場合も同様です。

 

 

長くなったので、これ以降は実家に帰ってやっぱり田舎に住むのは無理ゲーと思った8の理由❷に書いていきます。


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