こんにちは。
昨日大阪で震度6弱の地震が発生し、多数の死傷者が出ました。
亡くなられた方に対してご冥福をお祈り申し上げます。
2011年3月11日に東日本大震災が発生して、その時もたくさんの死傷者が出ましたが、実は管理人も被災者の一人です。
当時東北沿岸の某会社で働いていました。
そのときに、津波で社員の方が亡くなってしまい、香典の準備等した覚えのを覚えています。
管理人の当時住んでいた、海岸から100メートルくらいしか離れていない会社の寮も津波で流されました。
地震は昼の2時46分発生でしたが、仮に夜発生していたら管理人はこの世にいなかったと思っています。
地震・津波発生後、実家には車でかろうじて帰れましたが、電気・水道などインフラが止まってしまい、1週間程度は電気なしで、夜はろうそくで過ごしました。
その時の体験から、地震が来る前に備えておいた方が良いことを、管理人なりにまとめてみたいと思います。
ラジオは絶対に一家に一台!
東日本大震災の時、電気が1週間も止まってしまい、当然ながら電源から電気を供給しているテレビは見れません。
ですので、情報の取得方法はラジオしかありませんでした。
ラジオは1日中震災で亡くなられた方の名前を伝えていたり、被害状況を伝えていたりしていましたが、「これからどうなってしまうんだろう」といった不安を解消するためにも、ラジオ放送は有効だと感じました。
(ポータブルテレビで代用でもいいかもしれません。)
ケータイはドコモかauの2択!
ケータイもまったく通じなくなってしまいました。
しかし、ドコモとauだけは、標高が高く支障物がないところだったら、電波が入っていました。
当時のソフトバンクはまったく使い物になりませんでした。(今はどうかわかりませんが)
なので、管理人の家族はドコモとauからキャリア変更ができません。当時の恐怖があるからです。
格安ケータイ会社が多数台頭していますが、回線については所詮はドコモなどの大手キャリアの借り物で運営しているので、いざとなったら大手キャリアユーザーが回線使用を優先されるのは当然だと考えます。
水は6ℓ程度は絶対に用意しとけ!
人は水さえあれば、1週間は生き延びられる、とどこかで聞いたことがあります。
運よく雨でも降ってくれればいいのですが、天候は気まぐれです。
なので1日2ℓ×3日分は最低備蓄しておいた方が良いです。
管理人の実家は、たまたま自家水(地下から水を汲みあげるやつ)が備わっていたので、水には困りませんでしたが、水の重要性はその時再認識したつもりです。
地方で車持ってるやつはガソリン20ℓは備蓄しとけ!
車が動かなくなると、地方民はみんな死んでしまいます。冗談抜きで。
実際、地震発生直後は、多くの人がガソリンを求めて、ガソリンスダンドは長蛇の列をなしてました。だいたい2キロぐらいの列。(汗)
しかも、高速道路などが寸断されたりしていたため、ガソリンの供給がまったく無くなってしまい、地元のガソリンスタンドは1ヵ月程度は開店休業状態でした。
なので、ホームセンターでガソリン缶(20ℓ)を買っておいて、ガソリンを詰めていた方がいいです。それだけで何かあった時は、車を自由に動かせますので。
一人でもいいから近所に顔見知りを作っとけ!
完全孤立状態だと、精神的にやられます。
一人でも近くに顔見知りがいれば、情報共有・交換ができます。
一人では無理だけれども、二人だったら大丈夫、という事象もたくさんあります。
昨今、孤立状態の人が増えていると思います。そういう人は、いざとなったらすぐに窮地に立たされてしまいます。
会社の人だけの繋がりではなく、近所の飲み屋で知り合った友達でもいいので、この機会に作っておきましょう。何事もなかったとしても、孤立は心身に相当なダメージを与えてしまいますので。
今のうちから災害に備える
お金は稼げるときにためておく(稼ぐ力をつける)。
健康は病気にならないうちに作っておく。
当たり前ですが、起こってからでは時すでに遅しです。
今のうちから当たり前のことを当たり前に実行しておきましょう。
やっておいて損はないのですから・・・