どうも。
下記の記事でホワイト企業の判断基準を書きました。
次はほとんどの就活生が苦手意識を持っている面接試験について、管理人の幾多の経験をもとに、受かるポイントについて書いていきたいと思います。
面接を受ける前の心構え
①会社は星の数ほどあります
不採用で落ち込むことはありません。「次!次!!」の勢いです。
現在日本では200万もの会社があります。そのうちの1社に不採用だからといって気にするだけ無駄です。
不採用にした採用担当者も数日経てばあなたのことを忘れます。
②不採用でもあなたが人格否定されているわけではない
面接=相性です。メンタリストDAIGOさんの動画をご覧ください。科学的根拠をもとにそのことをお話しされています。
面接で不採用になると、自分の人格を否定されている気持ちになりますが、それは杞憂であり、単なるあなた個人の被害妄想になります。
③面接で不合格=その会社の人たちとはうまくやっていけない証明=入社できてもすぐ辞めることになる→むしろ前向きに捉える
②でも書きましたが、相性が合わない=入社しても周りとうまくやっていける可能性は低いです。
会社を辞める最大の要因は「人間関係」です。
「類は友を呼ぶ」は皆さんもご経験のとおりです。
あなたがその職場の「類」になれなければ、すぐに孤立してしまい、入社してもすぐ辞める可能性が高いです。
④採用側=会社の利益に貢献してほしい!自分の凄いアピールではなく、自分のこういったことが会社の利益に貢献できることを話す!!
勘違いしている方もいますが、面接は「自分凄いアピール」をするところではありません。
過剰なアピールは面接担当者の癇に障る(かんにさわる)可能性が高いです。
訪問販売に来た営業マンが「この商品凄いんです!ほんと凄いんですよ!!」「ぜひ買ってください!買って損はありません!!」みたいなことを過剰に言われたら、あなたならどう思いますか?
ウザいと思いませんか?
そうではなく、「自分がこの会社に入ったらどのように利益貢献していけるか」を学歴・資格・経歴(アルバイト含む)・職務経験・趣味などを絡めて説明するのがミソです。
実際の面接試験の場においての心得
①想定問答集どおりに回答しようとすると落ちます
面接の練習をするのは結構ですが、一問一答形式のように、「この問題が来たらこの回答」というように暗記をしてはいけません。
いつも日常生活やニュース、他者を通して見た自分自身について問題意識を持っていれば、自然と回答が頭に浮かびます。
日頃の行いがものをいいます。
暗記している事項を思い出そうとすると、目線が上にいったりして、真剣に思い出そうとしている表情になるので、「暗記して来たな!」と面接担当者に見抜かれます。
会社で利益貢献して欲しいがために採用するわけで、就活エリートは即不採用です。
余談(=これを言ったら一発不採用)
「学生時代に一番頑張ってきたことは何ですか?」との質問に、
「就職活動です!」
と言った瞬間にあなたは不採用確定です。
採用側は今までの仕事や学校での勉学、ボランティアや趣味を通して培ってきたあなた自身の能力を期待して採用します。
就職活動(=SPI試験対策、面接対策、企業訪問・研究など)という社会的に汎用性のない活動だけを一生懸命頑張ってきた人は、申し訳ないけど広い意味で「何も学んでいない人」という烙印を押されてしまいます。
②あなたは雇われ人になるのです。まずは面接でも返事が大事!
「入社してその会社の雇われ人(=正社員)になる」ということは、その会社の従業員(=社畜)になるということです。
入社したばかりのころは会社に1円足りとも利益貢献できる力は持っていません。
ですので、ある程度一人で業務を回せるようになる数年程度は、あれこれ口ごたえせず「はいっ!」と返事をして上の言うことを聞いてそのとおり職務遂行していくことが仕事になります。
(管理人も若い頃はこれができませんでした。今となっては非常に恥ずかしい。)
それでもなお文句があるなら起業しましょう。
誰にも文句は言われませんが、その代わり誰にも助けてもらえません。
上司に怒ってもらえているうちが花だと思いましょう(限度はあります。病気になるくらいならさっさと退職しましょう)。
こういった採用後の事情から、面接時の返事の対応は大変重要です。
大声で返事をする必要はないので、「ハイッ!」とコンパクトに返事をするよう心掛けて下さい。
③若い世代に対しての面接は仕事ができるかどうかより職場でうまくやっていけるかをみている
採用する側は、「仕事が出来て、職場でもうまくやっていける能力の高い人」を求めていますが、その両方ができる人なんてごく一部しかいません。
さらには、ほとんどの仕事は誰がやってもだいたい同じような結果になります。
余談(=就職と就社)
こと日本においては、転職が難しい社会の仕組みになっていますが、その理由の一つとして「就職ではなく就社」して仕事をしているので、その会社で仕事が出来ると言われているような人でも、ただ単にその会社の人間関係や仕事の仕組みに適合出来ただけだったという、ある意味残念な場合が多いです。
就職であれば、年齢が上がれば上がるほど(=経験を重ねれば重ねるほど)「職業のプロ」になっているはずです。
しかし実態は年齢が上がれば上がるほど転職しにくくなるのは皆さんご承知のとおりだと思います。
ごく一部の配属などで幸運にもプロフェッショナルな部署で働いている人を除き、就職(職のプロ)ではなく就社(会社のプロ)になっているのが現状です。
ですので、日本の会社では仕事ができる人<人間関係が上手(=コミュニケーション力がある)が優先されます。
このコミュ力は勘違いされている方が多いのですが、人前で話が上手い人ではなく周りと協調を図りながら職務を進められるか、と言う意味です。
コミュ力=TED(有名なプレゼン番組)みたいにプレゼン力がある人という意識があると、採用側との意識のズレが大きくなるので注意が必要です。
↑ こういった能力を求められている訳ではありません。
最終奥義:面接が苦手なら最初に「苦手です!」と言う
「そんなこと最初に言ったら即不採用じゃないか!」とツッコミを入れる方がいるかもしれません。
しかし、そう言った正直なことを公の場で言う人が少ないからこそ、正直者のあなたにスポットが当たるのです。
会社としては、面接で上手く話せるかどうかを見ているのではなく、会社の利益に貢献できる逸材か否かを見ているのです。
正直な人は、逆らわずに上司の言うことをよく聞きます。
仕事の上達が早まります。そして、無駄な事で周りと軋轢を生まないので、職場の協調性が高まり仕事が回ります。
さらには仕事の上達が早まります。
何事もそうですが、初期の段階での自己流は厳禁です。
スポーツのようにまずは常識(=職場のスタンダード)を学ぶ必要があります。
常識を知ることにより、常識を打ち破ることができるようになります。
よって話の流れとして、
自分はこういった畏まった(かしこまった)面接があまり得意ではありません
↓
ですが自分は〇〇が得意です
↓
周りと協調を図りつつ〇〇を活かせば、△△といった形でお客様の利益に貢献でき、ひいては御社の利益に貢献できると確信しています
という流れでいけば大丈夫です。
これで何社も受けてダメだったら、あなた個人は雇われは向いてないので素直に諦めて自分が主体となって稼いで生きていく努力をしてみましょう。
意外と自分が頭の中で考えていることと、やってみた結果は往々にして違うことが多いと思います。
塞翁が馬(=さいおうがうま)です。
塞翁が馬:人生の幸不幸は予測できないものだというたとえ。
出典:Google
皆さまの参考になれば幸いです。