これからアルバイトを始める君へ(製造業編)

転職・起業

どうも。

若かりし頃に様々な短期バイト経験をした、短期バイトマスターこと管理人のa-kazooです。

 

今回は、コンクリート製造についてのアルバイト記事です。

過去のアルバイトで記事にしたのはこちら↓

これからアルバイトを始める君へ(ガソリンスタンド編①)

これからアルバイトを始める君へ(ガソリンスタンド編②)

これからアルバイトを始める君へ(ガソリンスタンド編③)

 

①そのアルバイトを通して身につくスキル

②人間関係(どんな属性の人が職場にいるのか)

③給料相場はどれくらい?

④サービス残業等、業界のブラック度はどれくらいか?

 

以上4つの観点から記事を書いていきます。

 

コンクリート製造で身に付くスキルって何?

コンクリート製造のアルバイトの業種は、文字通り製造業の仕事に分類されます。

 

皆さんの製造業のイメージとして、「毎日同じことを繰り返しする業種」が浮かぶと思います。

 

確かにそのとおりですが、コンクリート製造といっても様々な工程が存在します。

 

工程の中では、コンクリートの中に鉄筋を組み込むのですが、その鉄筋を溶接する工程もあります。

 

また、コンクリートを吊るし上げて、製品の底の仕上げをするため、玉掛け免許が必要な仕事もあります。

 

さらには、完成した製品を運ぶために、フォークリフトの運転もあります。

 

一口に製造といっても、単に製品そのものを製造するだけの業務ではなく、間接的な業務もたくさんあります。

 

でも、各作業は基本マニュアルどおりに業務をこなしていくだけなので、一旦仕事を覚えてしまえばあとは楽です。

 

当然いろいろな工程があるので、その各工程の人たちと協調しながら業務を進めますが、製造業務に関してはそれほど密なコミュニケーション能力は求められません。

 

さらに、上述したように間接業務(溶接やフォークリフト)をすることにより、汎用的なスキルを身に付けることができます。

 

その汎用スキルは他の製造会社でも確実に使いますので(特に玉掛けやフォークリフト)、真面目に仕事をしていれば、同じ製造の仕事をするという前提であれば、転職に困ることはありません。

 

対人折衝が苦手な人は、一旦製造業で仕事をしてみるのも悪くありません。

 

コンクリート製造の人間関係ってどうなの?

人間関係について、結論を言うと、いい人と一緒のチームになれば問題ないです。(それができれば苦労はしませんがw)

 

製造業の製造部門は基本ガテン系の人たちで占められているので、気性が荒い人も結構います。

 

そういった人が上司になると、すぐに辞めてしまう確率がかなり高いです。

 

もはや運ゲーですね。←運次第という意味

 

対策としては、そういった気性の荒い人の趣味はギャンブルが多いので、ギャンブルを否定しないマインドでいることが必要になります。

 

ちょっとギャンブル(特にスロットと競馬)をかじってみて、話題についていけるようにしておいた方が、職場の人間関係は楽です。

 

ただ、現場においては濃密なコミュニケーション能力は求めらないので、声を出すこと自体が苦手な方(吃音とかも)にとっては、楽に過ごせる職場環境かもしれません。

 

(管理人が働いていた現場では、見た目的にも完全にコミュ障だよな、という人はいましたが、みんな「そういう人だから」という感じで特に気にしていませんでした。古き良き日本の職場ですね。)

 

コンクリート製造の給料の相場ってどんな感じ?

給料的には、ガテン系の労働としては普通の部類でしょうか。

 

働き始めて数年は日給7,000円〜8,000円程度です。(見習いのうちは6,000円)←当時の地方の相場

 

地方の製造業としては高めの給与水準です。(普通日給6,400円とか)

 

理由は、重い製造物を作ったり、運んだりなどするので、かなりの重労働ですし、危険も伴います。

 

また、製造する際に油を製品に満遍なく塗る関係上、作業服を着ていても毎回油まみれになります。

※ヤッケというビニール製のカッパみたいなのを着て作業します。ワークマンやホームセンターで購入できます。

 

ちなみに、当時は会社の制服以外の作業着は自前で購入してました。

経費としてはそれほど高くないです。

しかし、毎月ちょこちょこ出ていく支出としては痛いですね。

 

ただ、仕事としてはパターンを1ヵ月程度でマスターしてしまえば、あとは楽です。

 

慣れるに従って、体力がついてきてあまり疲れなくなります。

 

また、すぐに痩せることができます。

 

ヤッケというビニール製のカッパを着て、汗だくになって8時間業務をするのですから、それは痩せます!!

 

個人的には、ライザップに数十万円払って通うより、1日8時間・10,000円程度の給料をもらって、汗だくになる製造業の現場に通う方が、コスパ的にも、痩せる確率的にも優れています(笑)。

 

サービス残業やパワハラ度、業界のブラック度は?

現場のサービス残業は一切ありませんでした。

 

その代わり、1時間程度の残業はほぼ確実にあります。

 

当然残業代は通常時給の25%増しです。

 

働いた時間分は法律に基づいて確実に支払われます。

 

ガテン系などの製造業の現場は、基本そういうところはしっかりしています。

 

ただ、現場管理・監督に従事する人は・・・そうはいかないようです(汗)。

 

パワハラやセクハラなども一切ありませんでした。

 

ただ、ガテン系の職場に来ている人は、気性が荒い人も多いので、普段の言い方や言葉遣いは世間一般よりきついかもしれません。

 

なので、そういった人種に慣れていない人は、存在自体がパワハラになるかもしれません(苦)。

 

でも大丈夫!!

 

 

以前も記事にしましたが、ギャンブルのことを少し覚えれば、休憩中の話も弾むので、ヤンキー風の人とも意外と早く打ち解けられます。

 

積極的にギャンブルは絶対やめた方がいいですが、一般常識として多少はギャンブルの勉強をしましょう。

 

最終的には、いかにギャンブルが非効率なゲームなのかが分かると思いますので。w

 

結論としては、現場レベルでのパワハラやセクハラはまずないでしょう。

 

次から次へと仕事が来ますので、人をけなしている暇はありません。

 

最後に:ガテン系の現場は人間関係が苦手な人には最適かも

 

4つの視点から語ってきました。

 

概ね人間関係で困ることは、現場作業員にとってはそれほどないと思います。

 

作業を覚えれば、あとは淡々とやるだけですので。

 

体力もつくし、体も引き締まるので、メンタルも強くなるかもしれません(心身一体)。

 

頭脳労働(研究開発や企画など)や感情労働(営業や接客)に疲れた方は、今までの実績は全て捨て去って肉体労働に従事してみてはいかがでしょうか。

 

意外と性に合っているかもしれません。

 

性に合っていれば継続できます。

 

継続できれば周りが認めてくれて引き上げてくれます。

 

 

この記事が皆さまの参考になれば幸いです。


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