どうも。
雇用情勢が改善されているとメディアでは報道されているが、身近では全然そんな気がしていない、管理人ことa-kazooです。
ここ最近は完全失業率が低下傾向にあります。↓
労働力調査(基本集計) 平成30年(2018年)8月分 (2018年9月28日公表)
引用元:総務省統計局
直近(2018年8月)の完全失業率は2.4%です。
高い時で5%を超えていた時を考えれば、半分以下です。
有効求人倍率もかなり高い状況にあります。↓
8月完全失業率、2.4%に低下 有効求人倍率1.63倍で横ばい(ロイター)(2018.9.28)
引用元:gooニュース
転職するならラストチャンス?
つまりこの状況は「転職するには有利な状況」であると言えます。
第一希望の転職先に採用されなかったとしても、どこかしらの会社には拾ってもらえる感じですね。
しかも最近では、大企業も採用意欲が旺盛なようです。(事務系以外)
2018年度の雇用動向に関する企業の意識調査(2018.3.14)
引用元:帝国データバンク
下記は上記リンク先の一部抜粋です。
2018年度に正社員の採用予定があると回答した企業の割合は65.9%と、4年連続で6割を超え、リーマン・ショック前の2008年度(2008年3月調査)を上回った。特に「大企業」(84.0%)の採用意欲が高く、調査開始以降で最高を更新。「中小企業」(61.3%)の採用予定も2年連続で増加し、11年ぶりに6割を超えた。正社員の採用意欲は上向いており、中小企業にも広がりを見せている。
そこで、大企業に転職をしたいであろうあなたが、大企業に向いている人なのかどうか、管理人の独断と偏見でポイントを挙げてみたいと思います。
大企業に向いている人
①意思決定の遅さに耐えられるか?
大企業と中小企業との決定的な違いは、「意思決定のスピード」にあります。
大企業に経理部門は当然ありますが、その経理部門は一口に言っても「財務部」「資産管理部」「資金管理部」など、一箇所では収まりません。
しかも、相互に依存しあっているので、ある決裁事項について「財務部」がOKしたからといって、他の部署がOKしてくれるとは限りません。
一方中小企業は、「経理部」が財務や会計、資産管理などを一括して行っています。
ですので、基本的に「経理部」の決裁さえ通ればそれでOKということになります。
②裁量権の小ささに耐えられるか?
また、①に伴い、社員一人一人の裁量権は小さくなります。
部署が多くなりすぎれば当然の結果ですよね。
入社数年程度は、子供のお小遣い程度の決裁事項でも、いちいち直属の上司や他部署の許可を得なければなりません。
③部署間を超えての広い人付き合いに耐えられるか?
ある決裁事項がある場合、自分が所属している以外の部署の人とも顔見知りの方が、仕事はスムーズです。
ですので、大企業は昔から飲み会やレクリエーションが盛んです。盛んな理由は、人を覚えるためです。(上司へのアピールの場でもあります。)
この飲み会等に積極的に参加している人とそうでない人では、同じ仕事をやっても、スピードに差が出ます。人によっては、決裁が通らない場合があります。決裁内容ではなく、属人で判断されることもしばしばです。(あいつは信用ならない、とか)
また、大企業は各地方の支社や支店ごとに、独自のローカルルールがあります。このローカルルールがくせ者で、会社のマニュアルには当然ながら掲載されていません。それが悪いことなのかは別として、それを知るためには、その支社ごとの人と仲良くなるのが一番です。
大企業は面倒くさいところもあるけど・・・
いかがでしたでしょうか。
上記の3つを乗り越えられる自信があるならば、あなたは大企業で順調に出世していけると思います。
これに耐えられる自信がなければ・・・止めておいた方がいいです。
「大企業のブランドが欲しい!」「福利厚生が充実している!」「給料が中小企業と比べて高い!」といった特典が大企業にはあります。
しかし、一番大事なのは「自分自身の強みを最大限活かせる環境にあるかどうか?」がもっとも重要な要素ではないでしょうか。
「自分の強みを最大限活かせる」→「仕事が楽しくなる」→「仕事をやりこんで他社でも通用するスキルが身につく」→「給料が上がる」→「他社でもやっていけるスキルが身につく(他社からオファーがくる)、起業してもやっていける」
といった流れを作ることが、これからの時代重要ではないでしょうか。
大企業でも、順調に出世コースを歩まなければ、問答無用で「給料が無駄に高い老害」としてリストラ候補の対象になります。今現在順調な人も、人生一寸先は闇です。
あなた自身が懸命の努力をしていても、他人から貰い事故される可能性だってあります。
管理人自身にも言えることですが、一人でも生きていけるスキルを身につけることが、自分自身や家族を守る最大の武器になりますので、日々自己研鑽していきたいものです。