朝が苦手なのはあなたの努力が足りないからではない!
「朝が苦手だ〜!」という人は子供から大人まで、数多くの人が該当すると思います。
昭和時代の大人は、それを「気合いが足りない!甘えだ!!」と言って、精神論で解決を図ろうとしてきました。
しかし、医学や科学が進歩し様々な人体の構造の研究が成される中、どうも朝が弱いのは遺伝的な要素が強いのでは!?、という事実が明らかになってきました。
「朝が苦手」は遺伝かも…無理な早起きは事故やうつ、心疾患のリスク 夜型の人に理解を!(2018.7.19)
引用元:yomiDr.(ヨミドクター) 読売新聞の医療・健康・介護サイト
一方で、朝起きるための少しの努力を怠って、朝寝坊を繰り返している人もいます。これは論外だと思います。
遺伝的要素で朝が弱かったとしても、改善する努力はしてみるべきです。それでダメなら遺伝的要素に逆らわずに、環境を変える努力をすべきだと思います。
環境を変える努力とは、例えば出勤時間が11時からの会社に転職とか、授業を自分の好きな時間で聴講することができるオンラインスクールなどに転学する、といった努力です。
①ちょっとした改善努力→無理→②環境を変える努力というステップです。
では、ちょっとした改善努力とはどのようなものでしょうか。
朝型に向けてのちょっとした改善努力
①食事の乱れを改善
寝る3時間前より後に食事を摂ると、食事を分解するために血流などが胃腸に集中してしまい、睡眠に集中できないそうです。
炭水化物を多めに食べるとすぐに眠くなりますが、それは良質な睡眠を睡眠を取っているとは言い難いと思います。
引用元:ねむりくらし研究所(by(株)エムール)
また、インスタント食品やファストフードを摂取するのを控えめにした方が良いそうです。生物の体は食事の栄養素によって構成されています。それが悪質な栄養素から良質な栄養素に変われば、必然的に体は良い栄養素で構成され、パフォーマンスは改善されます。
②体を物理的に疲れさせる適度な運動をする
人間の体(脳)の構造上、疲れれば眠るようにプログラムされています。
寝付きが良くないのでなかなかすぐに寝られず、ようやく寝れたのが午前3時!という経験は管理人も経験しています。
その時の状況として、習慣的に運動していませんでした。今は習慣的にテニスをしたり、長い距離をウォーキングしたりしているので、なかなか眠れないということはありません。
逆に疲れすぎていて眠れない、という上述とは逆の事象も存在します。そういった時は神経が興奮し過ぎているので、無理に寝ようとせず下記でご紹介するリラックス法を試してみることをオススメします。
③就寝前にスマホをいじらない
スマホなどから発せられるブルーライトは睡眠を妨げる!という情報は皆さん聞いたことがあるかと思います。
就寝前は、このブルーライトを視覚に入れないようにしましょう。
引用元:オムロン ヘルスケア(株)HP
また、スマホと斜視という病気の関連性が指摘されています。
引用元:NHK NEWS WEB
引用元:日本弱視斜視学会
④睡眠時無呼吸症候群の方は早めの治療を
睡眠時無呼吸症候群とは、眠っている間に呼吸が止まる病気です。
引用元:無呼吸なおそう.com(by TEIJIN)
特に一人暮らしをしている方は要注意です。なぜなら自分自身で気づくことがまず不可能だからです。
イビキをかく傾向で、かつ起床時にスッキリしない状況が続いている場合には、親や友達から寝相を観察してもらいましょう。不調の原因が掴めるかもしれません。
⑤寝具は自分にあったものを
値段は高くなくて良いので、自分にあった寝具が必要です。特に枕の高さは巷で言われているように非常に重要です。
引用元:快眠タイムズ(by(株)篠原化学)
また寝具の材質(ナイロンや綿など)のチェックもしてみましょう。ナイロン製などは、人によってアレルギー反応等が出ます。
⑥寝る向きについては横向きがベスト?
最近の研究で、寝相は横向きがベストだそうです。
考えてみれば基本的に生物は横向きで寝てますよね?(馬・犬・猫etc)
そういった研究報告を科学的根拠に基づいて、メンタリストDaigoさんが下記動画で述べています。
⑦安眠チェッカーで自分の睡眠度合いを測ろう
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こちらの商品の使用方法は至って簡単。寝る前に手のひらに貼って普通に寝るだけです。
自分が良質な睡眠をとれているかどうか客観的に把握する、もっとも簡単な手段だと思います。
⑧五感に訴える快適睡眠法
聴覚・・・リラックス音楽(下記ぜひ聴いてみてください)
嗅覚・・・アロマフューザーやお香など(下記は管理人が実際に使用しているものです。簡単に使用でき、加湿機能で部屋の乾燥を撃退!)
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触覚・・・お風呂やマッサージ(お風呂は入浴剤を使うと一層効果的)
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視覚・・・目を温める等
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味覚・・・寝る前に水を摂取(就寝中の脱水症状を防ぎます)
引用元:gooニュース (by PHPファミリー)
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睡眠改善の努力で成果が出ないなら環境改善の努力を!
上記8つほどを実施してみて改善がみられないようであれば、環境を変えるべきでしょう。遺伝的特性に逆らっても苦しいだけです。
現代では昔と違って、多様な生き方が肯定されつつあります。
自分自身の心身にとって負担にならず、かつ仕事や勉学のパフォーマンスを最大限に引き出せるような環境を見つける努力してみましょう。
こういった努力が、自分自身のため、ひいては同じ悩みで苦しんでいる人の光になるかもしれません。こんな人生でもアリなんだ!みたいな。
睡眠でお悩みの方の参考になれば幸いです。